「対話が苦手なチーム」ほど、馬との対話が刺さる
会議では発言が少ない、意見がぶつかるとすぐ黙る、リーダーが話しすぎてメンバーが沈黙する——そうした職場の空気の問題は、言葉だけで解決しようとしても難しい。合同会社HumanRelationsのHorse Education Programは、言葉を介さない対話の場から、そのこじれた関係性の根っこにアプローチする。馬は感情に正直に反応するため、チーム内の力関係や信頼の有無が、馬との関わり方にそのまま表れてくる。それを参加者が同じ場で体験することで、言葉で説明する以上の理解が生まれる。
「馬と一緒に課題に取り組んだことで、チームの空気が変わった」という声が届いている。講師から話を聞くのではなく、同じ体験を共有する——この違いが、チームビルディングの効果の質を変える。
実施場所の選定まで、目的に応じてカスタムされる
千葉・埼玉・宮崎という3エリアの提携拠点から、研修の目的と形式に応じた最適な会場が提案される。ワーケーション形式や合宿型など実施スタイルも複数あり、参加人数や日程の柔軟性も高い。自然豊かな牧場環境での馬との対話は、都市部のオフィスでは生まれにくい思考の転換を促す。チームビルディングを目的とした場合は、自然環境での実施が特に効果的だという参加企業からの声が多い。
東京からのアクセスも良好で、関東圏の企業からの問い合わせに対応できる体制だ。定休日は土日祝で、平日9:00〜18:00の受付となっている。
経験学習モデルとIDGsが、体験を職場の変化に変える
合同会社HumanRelationsのプログラム設計は、経験学習モデルとIDGs(内面的成長目標)という2つの理論を基盤に置いている。体験の質は高くても、それを学びとして定着させる仕組みがなければ職場での変化は起きにくい。体験後の振り返りセッションで得た気づきを言語化し、具体的な行動計画へと落とし込むプロセスが標準で組み込まれているのが、他の体験型プログラムとの違いだ。研修後のフォローアップと継続的な組織開発支援も対応しており、長期的な変化を見越した関係を築ける。
個人的には、「体験して終わり」ではなく、その後の支援まで視野に入れている点に誠実さを感じた。リーダーシップ、コミュニケーション改善、ウェルビーイング推進と、テーマの幅も広い。
引退競走馬と保護犬活動が、研修の文脈を豊かにする
研修を支える馬の多くは、競走馬としてのキャリアを終えた後に新たな役割を担っている。参加企業がこのプログラムを導入することが、馬のセカンドキャリア創出にもつながる仕組みだ。保護犬活動にも取り組む合同会社HumanRelationsの姿勢は、社会貢献と事業が分断されていない組織の在り方を示している。「参加すること自体が何かの役に立っている」という感覚が、参加者の研修への没入感に影響しているという声も聞かれる。人と組織を育て、動物の福祉にも向き合う——この構造が、研修としての意義に独自の奥行きをもたらしている。


